まさ工房

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【Excel関数】VLOOKUP関数の使い方がわからないので教えて欲しい!(VLOOKUPの読み方:ブイ・ルックアップ)

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VLOOKUP関数とは、検索値を元に特定のデータ範囲より対象データを抽出・表示させる関数となります。

 

構文

VLOOKUP関数の構文は、以下の様に書きます。

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=VLOOKUP([検索値][範囲][列番号][検索の型]

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[説明]:

関数を記述する場合は、最初に「=」(イコール)を記述します。[検索値]には検索するための値を記述します。[範囲]には[検索値]に対する検索する範囲を記述します。[列番号]には[検索値]が一致した場合の戻り値となる列番号を入力します。最後に[検索の型]ですが、ここはFALSE(固定)を記述して下さい

[記述例]:

=VLOOKUP(B2,A10:C14,2,FALSE)

 

使い方

使い方について、具体的に説明していきます。

[例題]:

今回は、以下の画面を元に、検索値(B2セル)を入力すると範囲一覧(A10セル~C14セル)の中から対象のデータを抽出し、結果欄(B5セル~B6セル)に内容と金額をセットさせるVLOOKUP関数の使用例を説明していきます。

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(1)B2セルが検索値を入力するセルです。また、A10セル~C14セルが検索範囲となります。
※注意点として、検索範囲の左端列は、検索値で入力されるコードを表示する様にして下さい。

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(2)まず最初に、B2セルで入力した検索値を元に範囲を検索し、内容を抽出・表示するVLOOKUP関数をB5セルに入力していきます。

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(3)B5セルにVLOOKUP関数を入力するため、B5セルをダブルクリックします。
※セルをダブルクリックするとカーソルが点滅します。

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(4)VLOOKUP関数を入力します。
今回入力する数式は、『=VLOOKUP(B2,A10:C14,2,FALSE)』となります。
入力後に<Enter>キーを押下します。

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[入力した数式の詳細内容]:

=VLOOKUP(B2,A10:C14,2,FALSE)

※今回入力したVLOOKUP関数について説明します。まず[検索値]ですが、今回はB2セルに検索する値を入力して対象データを抽出するため、「B2」を記述します。次に[範囲]ですが、A10セル~C14セルの範囲を検索するため、「A10:C14」を記述します。ここで注意しなければならないのが、上記の[検索値]で記述したセルは、今回指定した[範囲]中の左端列を検索する事になるため、[範囲]の左端列には[検索値]で入力した値が表示されている必要があります。次に[列番号]ですが、ここは[検索値]で入力した値が、[範囲]の左端列と一致(マッチ)した場合、左端列から何番目の列数を戻り値とするかの記述となります。今回は「内容」(左端列から2番目)の値を戻り値としたいため、「2」を記述します。最後に[検索の型]ですが、ここは「FALSE」を固定でセットすると覚えて下さい。上記を纏めると、「B2セルで入力した値を元に、A10セル~A14セルを検索し、一致した場合は、一致した行のB列セルの値を戻り値としてセットして下さい。」との意味になります。

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(5)B2セルに検索値が未だ入力されていないため、”マッチしません”との意味で「#N/A」が表示されます。(今の段階ではこのまま進めて下さい)

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(6)次に、B2セルで入力した検索値を元に範囲を検索し、金額を抽出・表示するVLOOKUP関数をB6セルに入力していきます。

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(7)B6セルにVLOOKUP関数を入力するため、B6セルをダブルクリックします。
※セルをダブルクリックするとカーソルが点滅します。

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(8)上記(4)と同様にVLOOKUP関数を使い内容を表示する数式を入力します。
今回入力する数式は、『=VLOOKUP(B2,A10:C14,3,FALSE)』となります。
入力後に<Enter>キーを押下します。
※入力した数式の詳細は、基本的には上記(4)で説明した内容とほぼ一緒ですが、違う点としては、列番号に3を入力したため、「一致した行のC列セルの値を戻り値としてセットして下さい。」となります。

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(9)B2セルに検索値が入力されていないため、”マッチしません”との意味で「#N/A」が表示されます。(今の段階ではこのまま進めて下さい)

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(10)ここまでの作業でB5セル及びB56セルに数式が入力できたため、最後にB2セルに検索値を入力して結果を確認していきます。今回は範囲よりコード:B0001の内容と金額を抽出・表示したいため、B2セルに”B0001”を入力て<Enter>キーを押下します。

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(11)結果、VLOOKUP関数が自動再計算を行い、範囲の11行目にあるコード:B0001がマッチし、B5セルにB11セルの”ペンチ”が、B6セルにC11セルの”100”がセットされました。

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VLOOKUP関数の使い方についての説明は以上です。

 

おわりに

VLOOKUP関数を使いこなせるようになれば、データの突合せ処理も容易にできるようになります。初心者の方には最初なかなか取っつきにくい部分もありますが、非常に便利な関数でもあるため、是非覚えて頂き、業務効率向上に役立てて頂ければと思います。